最新バージョンはver.2.0.0.8となります。
※マニュアルの一部イメージには旧バージョンの画面を使用しています。
「heteml」のレンタルサーバに tsumiki2.0 をインストールする手順を紹介します。
今回使用するサーバの基本情報は下記と仮定します。
レンタルサーバ | : | heteml |
契約プラン | : | スタンダード |
ドメイン | : | magrex2.heteml.jp |
アプリケーション URL | : | http://magrex2.heteml.jp/ |
使用データベース | : | MySQL |
まずはマグレックスのウェブサイトから tsumiki2.0 をダウンロードし、解凍ソフトで解凍します。
最初に tsumiki2.0 のプログラムをマグレックスのウェブサイトからダウンロードします。ダウンロードしたファイルはいったんハードディスクに保存します。
ファイルは zip 形式で圧縮されているため、お使いの解凍ソフトを使用して解凍してください。
解凍が終了すると"tsumiki2_0_install_2_0_*_*"というフォルダが作成されます。
tsumiki2.0 で利用するデータベースの設定を確認します。
heteml のコントロールパネル (https://admin.heteml.jp) にアクセスし、"ヘテムルID" と "パスワード" を入れてログインします。
コントロールパネルの右側メニューに表示されている [データベース] をクリックします。
[データベースの新規作成] 画面が表示されるので、"データベース名" と任意の "接続パスワード" を入力し [データベースを作成する] ボタンをクリックします。
このとき、"ご指定のDB名は使用可能です" というコメントが出ていることを確認してください。
tsumiki2.0 では文字コードを「UTF-8」と想定してますので、設定を変更します。
heteml のコントロールパネルにログインし、右側メニューに表示されている [php.ini 設定] をクリックします。
[php.ini 設定] 画面が表示されるので、「PHP5」タブを選択して下さい。
"default_charset":「UTF-8」を選択してください。
"mbstring.internal_encoding":「UTF-8」を選択してください。
"mbstring.http_output":「UTF-8」を選択してください。
上記を全て設定したら、下の "php.iniを設定する" ボタンをクリックしてください。
※mbstring系を設定していないと日本語を入力しても正しく反映されません。
※upload_max_filesize の値は、tsumiki2.0 でアップロードできるファイルサイズの上限値となります。さらに大きなサイズのファイルをアップロードしたい場合は、この値を変更してください。
次に、ダウンロードして解凍したファイルをサーバにアップロードします。
アップロードには FTP クライアントソフトを利用します。Mac ユーザー向けには Fetch、Cyberduck、MacFusion、Windows ユーザー向けには FFFTP または CuteFTP などがあります。
今回は FFFTP を使用します。アイコンをダブルクリックしてソフトを起動します。
起動したら [接続] メニューから [接続] を選択し、[ホスト一覧] ダイアログを開きます。
[新規ホスト] ボタンをクリックします。
hetemlサーバの設定を行います。以下の項目を入力してください。
"ホストの設定名":FFFTP に登録する設定名です。わかりやすい名称を入力してください。この例では「heteml」とします。
"ホスト名" :申込み完了メールに記載されていた "FTPホスト名" を入力します。
"ユーザ名" :申込み完了メールに記載されていた "FTPアカウント" を入力します。
"パスワード/パスフレーズ" :申込み時に入力した "FTPパスワード" を入力します。
作成されたホスト「heteml」に接続し、先にダウンロードして解凍した tsumiki2.0 の "tsumiki2" フォルダを、サーバの "web" フォルダ以下にアップロードします。
全部で1,500個以上のファイルがあるので、接続環境によってアップロード時間がかかる場合があります。
アップロードが途中で停止してしまったり、FTPソフトがフリーズしてしまった場合は再びFTPソフトを立ち上げ直し、アップロードをやり直して下さい。
FTPソフトがフリーズしてしまう場合は、全部一度にアップロードせずに、ディレクトリごとなどアップロードするファイルを小分けにして行うと、フリーズを避けられる場合があります。
インストールがうまくいかない原因の多くはアップロード作業の失敗にあります。アップロードされていないファイルやフォルダが1個でもあると tsumiki2.0 が正常に動作しない可能性があります。
特に途中でアップロードが止まってしまい、作業をやり直した場合はアップロードに失敗したファイルがないかどうか確認してください。
プログラムのアップロードが終わったら、heteml で cron.php を実行するための修正を行います。
FFFTP を使用し、サーバの "/web/tsumiki2/app/webroot/files" にある "cron.php" というファイルを選択し、ダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを、現在ご使用のテキストエディタで開き、先頭行に 「#!/usr/local/bin/php5」 と入力してください。
修正が終わったら、FFFTP を使用して、ファイルをサーバの "/web/tsumiki2/app/webroot/files" にアップロードし、ファイルを上書きしてください。
次に、cron.php に実行権限 (execute) を割り当てる作業を行います。
FFFTP を使用し、サーバの "/web/tsumiki2/app/webroot/files" の "cron.php" というファイルを選択し、[コマンド] メニュー、もしくは右クリックすると表示されるメニューから [属性変更] を選択します。
[属性の変更] ダイアログが表示されるので、"オーナー" の[実行] チェックボックスにチェックを入れ、"グループ" と "その他" のチェックボックスを全て外します。
右下の "現在の属性" が 700 になっていることを確認してから [OK] ボタンをクリックします。"現在の属性" に直接 700 という数字を入力しても構いません。
毎時20分に実行する場合について説明します。
"cron の設定名" :分かりやすい名前を入力してください。今回は「tsumiki2.0」としてあります。
"日付(分)":cron を何分に実行するかを選択してください。今回は「20分」としてあります。
"実行ファイルフルパス": cron.php のパスを入力します。場所は固定ですので、「/web/tsumiki2/app/webroot/files/cron.php」と入力してください。
今回は毎時に実行するので、他の項目は設定しません。
これで、毎時20分に cron.php が実行されます。
最後にインストールおよび各種設定作業を行います。
ブラウザを開いて tsumiki2 をインストールしたサイトパス、この例では http://magrex2.heteml.jp/tsumiki2/ にアクセスします。もちろん URL はサーバ名によって変わります。
右下の矢印マークをクリックしてください。
"データベースサーバ":heteml のコントロールパネルの "サーバー名" を入力します。
"データベース名":作成したデータベースの名前を入力します。heteml では、データベース名の前に必ず "_"(アンダーバー) がつきます。
"アカウント":"データベース名" と同じものを入力します。
"パスワード":データベース作成時に入力した "接続パスワード" を入力します。
全て入力したら、右下の矢印マークをクリックしてください。
"メールアドレス":現在使用しているメールアドレスを入力します。
"パスワード":tsumiki2.0 にログインするための、任意のパスワードを入力します。
"パスワード":確認のために、もう一度同じパスワードを入力します。
全て入力したら、右下の矢印マークをクリックしてください。
この画面が出たらインストール完了です、右下の矢印マークをクリックしてください。
"ユーザー名":管理者でログインするために、"system_admin" と入力します。
"パスワード":tsumiki2.0 のインストール時に入力したパスワードを入力します。
全て入力したら、右下の "ログイン" ボタンをクリックしてください。